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2003
2004
2005

土壇場壊れる
酔ってないが壊れる
頭痛で壊れる
壊れきれず
秋に壊れる
壊れない
適当に壊れる
壊れて逃げる
道化壊れる
壊れますか
壊れられない
漢方壊れる
鳩も壊れる
為念壊れる
投遣壊れる
何となく壊れる
壊れかけて
中華壊れる
暑さに壊れる
だれて壊れる


何もかも嫌になり疲れてしまう

切れ目なく続く八方への愚痴を垂れ流す

土壇場壊れる 03/06/03
 格好つけてサングラスを掛けようとして弦が目尻に突き刺さるわけだがね、例えば洗剤のCMで「襟・袖の頑固な汚れが簡単に落とせます」なら何故プロであるクリーニング屋、「無理です」の一言で終わるのかね。遠距離恋愛中の彼氏にハンカチを貰った?大切にしている?木綿のようだがね。これで涙を拭くのかい?そうか。幸せならそれでいいが。俺は古い人間やからな。古い人間やからお行儀はよいよ。関西で育ったからすこぶる品もよろしい。例えばもんじゃ焼きのことをゲロと呼ばんよ。上品やからね。そしてゲロの事をもんじゃと呼ぶよ。上品やからね。なに?圧勝の反対は圧敗だ?あっぱいとは何だね。そういう時は完敗と言いたまえ。完勝?まあ確かにこの響きでは勝った気はせんけどな。ほんでやな、海外に出て突然白い飯食いたい味噌汁食いたいと言い出す馬鹿はどないかならんもんかね。年寄りならともかく普段朝は特に食べず昼にはファーストフードかパンあたり、夜はせいぜいラーメンぐらいの日本にいながらろくにコメも味噌汁も食わずに生きてるような奴が海外で急に「米」「味噌汁」自分で米研いだこともないような奴が「米」味噌の原料知らんような奴が「味噌汁」海外出てはしゃいでるだけやろお前それ。「米がないと生きていけない」この地球上に生まれてから死ぬまで米など見る事もない民族がどれだけたくさんいると思っとるのだね。「長年慣れ親しんだ食べ物を」ハンバーガー屋かラーメン屋探すべきだお前は。ところでだ、「夜這眼に畳目」これどうよ。そうか。わからへんか。悪かった。日本語に興味はないのか。ところで最近つらつら思うけどよ、絵を書く人が「基本的なデッサン力を身に付けてから」てよく言うわな。勘違いした阿呆のへたうまを気取ったあっぷあっぷの絵をボロカス言うたり。あれな、俺絵はわからんけど言いたい事はわかるんよ。文章やってるとな、やっぱり基本勉強しとかなあかんな思うんよ。崩すにしてもな、崩す前はきちんとした形が出来てへんとうまく崩れへんのよ。たまたまあっぷあっぷの文章と似ることはあってもな、やっぱりどこかでわかるんよ。匂いと言うか雰囲気か。基本知らんから制約なくて自由に翔べるとかいうてもな、だいたい一発屋で終わるな。たまたまうまくいったらな。俺?どやろね。とりあえず中学高校の頃書いたやつ見たらあっぷあっぷしてるのはわかるな。わかるなら少しは成長してると思うんやけどね。今どのくらいかはわからんよ。多分それはいつまで経ってもわからんよ。わかってもうたら面白くないやろし。やる気も消えそうやし。うん崩す。崩す崩す。スラプスティック好きやねん。日本語で言うたらどたばたかな。どたばた。ドタバタ。これな、もう少しましな言葉ないんかなってずっと思っててな、ずっと探してんねんけどな、ないねん。だから当て字でな、「土壇場譚」にしよ思てんねん。土壇場てぎりぎりの瀬戸際って意味やけどな、元々は首切るところ、斬首場のこと土壇場言うたんよ確か。多分。多分な。ほんで譚はまあ物語でええかな。ぎりぎりの騒ぎの物語。だから「土壇場譚」から受ける印象は首刎ねられる直前の二転三転の物語。それがまた、やってる連中は真剣でありながら傍から見ると笑劇になってる情景浮かばん?まさにどだばた。どたばたの漢字を「土壇場譚」にするわ俺これから。でもあれか。今ひとつあれがないか。押しと言うか、説得力と言うか、大義名分と言うか。しゃあないな。短いの一本書くか。首切られる寸前の間抜けな騒ぎをよ。ありがちやけどな。タイトルを「土壇場譚」にして。

酔ってないが壊れる 03/06/23
 ブティックの女の子が店の中から必死でこっちに手を振っているから何かと思うて近付いたら単に窓を拭いてただけやったりするんやけどね、煙草また値上がりてどやねん。某カプセルホテルで知り合うたオーストラリア人が言うとったわ。日本物価高すぎ。で、唯一オーストラリアより安いものが煙草とな。世界的な流れで煙草どんどん追い詰められてますなあ。最近何かで読んだ中に「肺癌と煙草は関係ない」いう論文が発表されるとか言うのがあったけど、あのニュースの続報どないなったんやろか。矢張り黙殺されてんねやろな。にしてもな、今回騰がるのが大体二十円位づつ、キャビン一族は二百八十円に、マイルドセブン一族ケント一族は二百七十円に、マルボロ一族ラッキーストライクは三百円になるもんな。でも一番悲惨なのがパーラメント一族。三百円が三百三十円になるのな。一割やもんな。言うてもな、買い溜めする人はお申し出下さいってな、大量に買い溜めする程お金のある奴はお金があるが故に買い溜めする必要ないしな、買い溜めしたい奴に限って金がないわけでな、このへんの間の抜けた騒ぎ見てると阿呆らしなってくるからもう禁煙パイポ一本で行こかな。それにしても煙草の値段てえげつない騰がり方するよな。パーラメント喫いはじめた頃は二百六十円の時代でな、すぐ二百七十円になってな、少しして二百八十円、しばらくしたら三百円、そして今回三百三十円。もう無理やて。ところでな、百円均一ショップでな、店の前にある自動販売機な、百二十円やねんけど、あれどないやねん。おかしい言うたらあれもおかしいで。「何もしてないのにどうして太るんだろ?」何もしてへんから太るんやんけ。「そんなに食べた覚えない」体が覚えとるやろ体が。大体やな、食事も含めて普通の生活してたら太るほうがおかしいがな。なんかな、最近お笑い色濃くなってもうてな、軌道修正しようとしたら購読者減ったがな。他で増えたから増減なしやけどな。それにしてもやで、雨嫌いやねん。今年は特に環境的な問題もあって切実やねん。もうな、鬱陶しいからな、願掛けも兼ねて十一年ぶりにスポーツ刈りにしたんよ。中学生以来やでスポーツ刈りて。確かにな、短めとは言うたよ。言うた。でもな、短すぎるやろ。これはな、正面から見て天辺真平やねんけどな、これ世間では角刈り言うで。スポーツ刈りはもう少し天辺がやさしい曲線描いとる思うで。五年ぶりのTシャツと合わせるとな、高校生ぐらいに見えるかな思たよ。でもな、実際な、自分で控え目に見ても「出所三日目」やねん。嫌なるわ。どうですかて後頭部鏡で見せられてもな、角刈りやで、後ろと横完璧に刈上げたあるがな。どう修正できるねん。「OKです」言うしかないがな。ほんでよ、金払う時にテレビのニュースで「那覇では梅雨明けです」待てこら。確かに願掛けはしたけどよ、そないに早よ明けるなよ。梅雨めっちゃ長引くいう前提で刈ったんやぞ。悲しいやんけ。今年の梅雨戦い甲斐なさすぎやわ。結局北海道飛ぶ機会逃したしな。しゃあないから久っさびさにアーリータイムス飲んでよ、血管をアルコールが大喜びで走り抜ける感覚に浸ってる瞬間「幸せについてお話しませんか」うるさいねん、どたま剥がすぞぼけ。幸せになったらな、満足してもうたらな、向上心なくなるねん。そのま向上心なくすのを仏教では「諦」いうらしいけどな、印鑑も壷も買わんぞ俺は。神様居るなら世の中もうちょいましなってる筈やろ言うたら「それは貴方の心の」見方を変えたら幸せに気付くてか。後ろ向きなことやのう。とりあえずな、もうすぐ十八切符の季節がやってくる、と。それて沖縄以外あっちゃこっちゃ走り回る、と。飯田線まだ乗ったことないねんなあ。それと郡上八幡降りたことないからあそこは祭りにあわせて行ってみるかのう。祭街道なあ、あれどないすればよかったんやろか。うむ。眠くなってきた。酒も薬もなしの空腹と寝不足だけで簡単に幻覚を見ることができるという素晴らしい技を誰が教えてやるものか。

頭痛で壊れる 03/07/21
 しかしよ、携帯電話普及しまくったのはええけどよ、カメラ付いて問題なるのもまあしゃあないことやしね、予想された混乱やから。公共の場所での呼出音がうるさいうるさい言う奴おるけど俺別にそうは思わんな。驚くのは心臓に悪いけど、心臓イカれたらペースメーカー使たらええやんか。しかし呼出音言うあたりが既に古い人間であることを露呈しておるね。着信音言わなあかんらしいな。んでも最近の着信音はええ音してるから別に不快には感じへんよ。話し声の方がうるさいだけやし。あ、ちゃうな、着信音でいらいらすることあるな。あれよ、あれ、「あ。どっかで聞いたことあるこのイントロ。何やったっけ。んーふふーんふ。あう。こら。折角もうちょいで何の曲かわかりそうやったのに。思い出す前に電話出るなよ。あああもう。何や今の曲はあああああ」これ腹立たへん?それにしてもやで、鼻つまってる奴無理せんと口で呼吸してくれ。「すー、こー、ぴー、ひぉおおお」やかましいねん。胃カメラ鼻から通すぞ。しかし読みにくい本やったあれは。誰とも何とも言わんが平仮名多すぎて酔いそうやったわ。まあ、あれだけ酷い文章やったら逆に自分で書いた文章であることの証明になるいう話やね。ゴーストライターならもっとまともな文書くて。あまりにも阿呆らしいから頭の中で添削しながら読んでたら結局最後までいってもうた。あれやね、「も」「と」「ば」「ね」が頭に来る言葉は出来るだけ漢字使おうな。くわしゅうは弁慶に訊いてな。んでな、マヨネーズとかケチャップとかのぺなぺな容器な、あれ凹んでるの我慢ならんねんけど。わかるよ、わかってるよ空気に触れる表面積が広ければ傷みが早いことは。でもな、ひっくり返してキャップの頭で立たせとくのが好きやねん。ほんでよ、「とんでもございません」て言葉嫌よな。あれも大概言われとるけどな、手前からも言わせて。「とんでもない」は別に乱暴な言葉でもなんでもないぞ。けつに「話です」て付けたらええだけやん。「とんでもない話です」それをやな、「ない」を「ございません」に変えることが丁寧な言葉言うならやな、貴様以降こう言えよ。「切ない」を「切ございまん」、「はしたない」を「はしたございません」、「やってられない」を「やってられございません」おかしいやろ?おかしいやろ?おかしいやろ?へそから茶噴き出すやろ?もうな、情けございませんわ。

壊れきれず 03/08/16
 乾燥機がそろそろ止まりよるかと思て様子見に行ったらよ、残り時間の表示が「cd」クールダウンの真っ最中で適切な時宜判断に喜んでたんやけどよ、そのクールダウンがまた妙に長うていらいらしてな、落ち着く為の方策として乾燥機の説明書きなどを読み始めるのは活字中毒者に限らずやることや思うけど「Tシャツ約8枚 約30分」こんなもの真に受けて適正な重さと量で乾燥機など使う奴は居らん。この文字列は参考にする為ではなくて単なる模様か暇潰し用と推察するわけよ。いうても乾燥機を使う場合てな、「少ないがすぐに乾かす必要がある」「多すぎてすぐに乾かす必要がある」のいずれかやからな、少ないなら問題ないし、多すぎる時は無理矢理詰め込んでみて一旦止まると乾いている物だけ取り出して、まだしっとりと生暖かい物を残して再び回すから「適正量で二回」と「乾き残りを二回目」大して変わりあれへんのよ。しかしそれより何より顎が外れそうになった理由あってよ、そこに記載されている色々な適正量のうちひとつ、「パジャマ約1枚 約30分」一枚に約も糞もあるか言うねん。「Tシャツ約8枚」「タオル約15枚」やったらまだ判るんやけどね、シャツなら八枚とは言っても十枚ぐらい大丈夫やろとかタオルなら二十枚頑張ってくれとか、プラスマイナスの変動が不自然ではない数に「約」を付けても違和感はないよ。問題の「約1着」とは如何なる含意があるか説明されたい。それにしても劇場で隣に馬鹿が来ると困るわ。あまりに腹煮えたんで「劇場作法」で別項立てるつもりやけどよ、そのむかつく奴のこと聞いてくれ。親子連れでな、母と息子の。それが微笑ましい親子連れなら多少餓鬼が騒いでも我慢出来ると思うねん今ならな。そいつらは違ゃうで。母五十代息子二十代まーざーこーんーおぞましいものがあったの。その息子が隣やった。まだ母が隣ならましやったかも試練。試練て。正に試練やった。関西弁の変換利かん時結構あるから青筋立つよな。「それはそうなんやけど」これが「それは遭難火傷」どないやねんて思うし。母がリード取ってて「空いてますか?」言われて「はい」て答えたら母から奥に行くがな。母と俺の間にアホが座りよるがな。こいつがまたシャツに半ズボンに靴下に靴。この組合せは止めとけ言うたがな。子供の格好やぞそれは。でもまあ中身が子供で外見も子供なら問題ない気もするけどな。俺より図体でかいから気色悪いだけやけどな。こんな奴が真横に来るだけならともかくよ、がさがさ動きやがってよ、凭れ直したり足組替えたり貧乏揺すりしたり。あのな、劇場の椅子てな、知らんなら教えたるけど横一列繋がっとるのよね。動きが逐一伝わってくるんよね。むかつくんよね。常識ないどころか「お前人間として育ったんか」て言いたくなるくらい腹立ってよ、体ごと横向いて睨み付けた瞬間音立てて鼻糞穿りだしよって。劇場でガム噛む音も大概やけどガム噛んでるなら許すわもう。ガム噛んでるような音で鼻糞穿る奴初めて見たがなしかも至近距離で。その指どうすんねん思て見てたら半ズボンになすりつけよる。座席に擦り込むよりましやけどよ、馬鹿の底抜けてる奴には何言うても無駄やからな、ああいうのは旧式便所に頭から落ちて死ぬべきやね。母もよ、一緒におるならちゃんと躾けとけよ。あ、躾てへんから一緒におるんか。ああいう奴見たらまあむかつくけど自分がとても教養ある人に思えてくるな。見た目はともかくな。ほんでな、ほぼ二十四時間眠ったら頭の痛み消えて復活の兆しですわ。それはええけどよ、雨もよ、降り方ぐらい心得んかい。この季節ふざけすぎ。でもって探し物。オローク。カッピー。メンケン。アンスティ。グロウスミス。書庫にもないとはな。んで一人称について説明しとこか。通常「手前」使っててな、砕けるか怒ると「俺」になって、激怒の際には「濃」になる。会話の一人称は「自分」が多いな。これは関西やからかな。「自分、自分自分自分言うけど自分かて自分のこと自分言うねんから自分、自分のこと自分自分いうなや自分」ほんでな、「自分」を「お前」の意味で使うのはやっぱり関西でな、そこに突っ込んでくる阿呆がおるわけよ。「一人称を相手への呼び掛けに使うのは間違ってます!だから関西って嫌い」とかおちょぼ口でな、特攻精神は見上げたもんやがそのおちょぼ口で子供に向かって「ボク何才?」死んどけあんたも。うむ。テレビ本放送開始とか自民党結成とか朝鮮戦争とかごちゃごちゃ五十年五十年五十年。思えばこの世は常の宿に非ずして、草蔭に生る露霜より池に映る月より尚も悲しく、傾国の華を嘆じ此心は吹雪いた無情の池見草、 愛逢月に垂憐かけて閉月羞花と紛うたり、人間五十年下天の内を比ぶれば夢は幻人は人、一度生に浮き、滅せられんとあるべきか。ええい辛気臭い。ねえ、考えてもみなよ。たかだか五十年前とは言え、俺達はまだ精子でさえもなかった頃だぜ。

秋に壊れる 03/09/01
 禁煙パイポごと洗濯したせいで芳しい靴下履いとるんやけどね、それにしても夏短かった。というより夏なかった。梅雨明けた直後に秋とはな。異常気象異常気象いうとるけどな、もうこれだけ続いたらこれが常態なわけやから逆にしっかり伝来の季節通りに運行するとその方が異常に感じたりするんやろうね、いずれは。「おお、珍しい。季節が普通に来とる!」例え原因が人間の側にあってもな。常に過渡期やねんから。常に過渡期。これを忘れそうになるから保守的な姿勢になってまうよな。だからと言って先月異常にさぼったり手抜きしたりの理由にはならんがそれでも我ながら随分調子悪かった。今もまだ調子戻ってへんねんけどな。突然やけど頭禿げる理由判ったぞ。禿げない為には健康な食事運動清潔云々勘々いうけどな、結局は頭皮の問題なわけやね。頭皮の血行よな。んでな、なぜ禿げるか言うたらやっぱり血ぃ届いてへんからやねんけど、それは食事とか清潔とかでどうにかなる問題とちゃうねん。問題は血を如何にして頭皮に巡らせるか。髪の毛掴んで引っ張るのもありやけど、一番簡単なのは寝ることやねん。でもそれはストレスとか疲れとかそういうことではなくてな、単純に横になったら直立してるより頭皮に血が巡りやすいだけなんよ。眠る必要ないけど横になったり逆立ち続けたりで頭皮に血廻してお互い禿げんように祈ろうな。ところで女の又の下に力入れたら「努める」やけど、女の又の下に心入れたら「怒る」わけよ。ようでけた漢字やでほんまに。女の又シリーズは他にもあってな、女の又の下の巾で「帑」これ「かねぐら」と読むねんけどどうよ。納得しそうになるやんか。女の又の下に子で「孥」これ「しもべ」と読むねんけど怖いわ。女の又の下に馬で「駑」これ「ニブい」と読むねんけど、これ以上やったら怒られそうやからやめとくけど。最近メモのとり方変えたことがやっぱり乱調の原因なんやろな。短文メモでなくて単語メモになってたから構成力がすとんと落ちてそれぞれ繋げにくくなってたもんな。せめて文節メモに戻そう。大体単語だけのメモってあとから見て意味まるで不明やねん。眠る直前に書いたらしき、「未来 疑問 調べろ」て、こんなん全然判らへんがな。何をどうしたいねん俺は。ほんでな、「汚い言葉についてどう思う?」言葉に汚いも糞もあるか。あるのは言葉使う奴の精神が汚いかどうかだけや。ところで痛いねん。電車乗ってるときに左足首のストレッチやってたらがったん揺れて足首「ぐぎ」痛すぎて一瞬後頭部ひんやりしたぞ。なんか冷静に「これなら四日で走れるようになるやろな」とかな、もう病馴れなんてしたくないねん。真っ直ぐ歩かれへんよってに体の右側を前にして右肩方向にびっこ引きながら進む歩き方してたから完全に危険人物やんけ。道が空く空く。見ただけでは「電車の中で足首ストレッチの瞬間揺れて挫いた」ようには思えへんやろうから全く悲しいことですわ。うん。出口があるから迷うねん。迷路から出たけりゃ入口から出たらええやんか。入口に戻れへんとか、来た道覚えてへんとかそういう奴なら同情には値せんね。これは。解放六区の停車場で、溢れる涙に接吻を。うーんもう少し。

壊れない 03/09/06
「メリハリ」て語源何やろてずっと思っててな、メモの整理してたらその書付が出てきてほんじゃ調べてみたろと調べてみたら「滅張り」「乙張り」とか書いてな、緩めること張ることで、元は「めりかり」で「減上」とか書いたらしくてな、まあ、邦楽器に於いて微妙に音程上げ下げすることを言うらしいわ。特に尺八とか管楽器らしいねんけど。その義から見てどう考えても弦楽器やと思うよな。ほんでな、「罪な奴だ」親しみと羨望と尊敬と嫉妬が複雑に入り混じった感情が万端に込められたこの言葉、英語でどう表現するんやろか。ところでな、鼻笛も大概やけど飯食う時は口閉じろや。あれも我慢ならん。口の締り悪い奴お前な、あれやろ?プチトマト食べる時種がずびゅ飛び出すやろ?それだけやないやろ?半熟の目玉焼きで黄身ぷちゅ飛び出すやろ?だからな、クーリッシュようやくライムのはける目処ついたらしいわ。ほんでようやくバニラとカプチーノ再投入しようとしたら既に秋。笑ったれ笑ったれ。売れへんならどっか別の暑い国で売ることにして売れ筋のバニラとカプチーノだけがんがん売ったら売上の桁ひとつ違ったろうにお間抜け様。無理矢理ライム売り尽くそうとするその性根が大魚逃がしたことに気付いた時には同業他社の巻き返しで次の夏は冬ですがな。でもな、メモに「ミロのビーナス」て書いてあることの意味が全然判らんでな、適当に転がしてみたわけよ。「ミコのビーナス」いきなりサザンかいな。「巫女のビーナス」「巫女のサーカス」「巫女のフォーカス」結局どうにもならんから「巫女の女神かあ」とこれは違う方向の轍に嵌りそうやったから強引に転回してみて、仮名入力してるんやけどほんま仮名入力派少ないなあ。ローマ字入力の方が使うキー少ない分結果的には速さ同じという人もおる。んだらあのテンキーだけサイズのローマ字入力専用キーボードどうなんやろか。何かあれ凄い使いやすそうやけどな。何せ片手で入力できるからなあ。日本語の中に一文字子音が挟まってたら「あローマ字や」てわかるねんけどな、仮名入力の場合は豪快やからな、例えばチャットの最中に突然「uyw@7,y」とか出たらそれは仮名入力の証拠やね。入力形式「半角/全角」を押し忘れた怨念とも言うね。こういうの出たら「ああああ」とか思いながらつい癖でスペースキーで変換しようとしてまうのよ。でも変換せずにそのままスペースが入ってな、スペース押したあとはリターン押して確定させる癖ついてるからリターン押してまうのよ。ほんなら確定どころか送信されてしまうわけよ。「0x@0x@tes@hr.u9」とかそのまま。リターンというかエンターというか、この余白の大きいキーの真上にあるバックスペース押そうとして送信してまうことも多いな。んでその余白多キーの左にな、「れ」と「け」が隣合せであるんやけど、これが最近腹立つねん。いずれも引いたら「え」段やからごく自然に打ち間違えるんやけどな、それが「黙っとれ」と「黙っとけ」やったらそのままでもええねんけどこれは例外でな、大抵意味不明の言葉になるんよ。意味不明なら変換が狂ってるからすぐ判るけどな、たまに意味が間違ったまま自然に変換されることもあるんよ。「ふりかけ」が「降り枯れ」てチェルノブイリかここは。「文章鍛錬」が「文章探検」て一瞬気付かんのよ。一番酷いのが「綺麗ですね」が「奇形ですね」シャレならんのよね。しかしローマ字でも似たような間違いは「N」と「M」が近くにあるからないわけやないけど、これが画面上のことならまだええんよ。問題は筆記してるときにも影響してる場合やねん。「れ」と「け」の間違いはついそれ読んでまうし、読み慣れてまうと手書きの時にも「疲けた」とか書いてもうて一瞬顔が曇るんよね。キーボード以前にはあり得なかった間違いのパターンなんよこれは。ま、とりあえず「仮名入力はマニュアル」「ローマ字入力はオートマ」ということで一同シャンシャン。

適当に壊れる 03/09/27
あのな、「大人数人分」これはやめようや。平仮名続きで切り場所迷う文も大概やけどな、しりとりになる熟語続けて書くとやっぱり弁慶参上しよるからな。ところで結構昔の話やけど、小田原のどこかのバス停でな、「一里塚」いうのがあったんよ。あれはやっぱり正月に行くべきなんやろうな。バス停の名前て古い地名がわりと残ってたりするから楽しいんよね。その分「農協前」とか「病院前」とか安直過ぎるのも多いけどな。まあ、あれはあれで判りやすくて役に立ってるからええんやろうけど。それよりも吃逆の止め方でな、「背中に鍵当てる」てそれで止まるんかいな。やっぱりこれも自己暗示の世界なんやろね。ほんでまあ、ブックエンド、本立のことやけど、正面から見てTの字ひっくり返した形の奴は外側の空間無駄になるしな、Lの字の奴は油断してると突然何冊か抱えたままバックドロップかましやがるしよ、そういうの両側に立てても落ち着かんだけやからな、いっそ繋げたらどうよ?Lの字の奴ふたつ一組にしてな、底と底をメジャーみたいな機構で繋げてみるとか。そのメジャーは当然立てられとる本の下を全部通るわけやけど、差すときにも引っかからんような材質使うて。Lの字で折り畳めるようにして、折り畳んでメジャー巻き取ってふたつ合わせたら丁度本一冊分のサイズになるとか。いうても誰がどこかでとっくに作っとるんやろうな。コンパクトに収納出来て冊数に合わせて伸び縮みして繋がってる奴。繋がってるからバックドロップないし、Tの字やないから無駄な空間発生せんし。しかしやっぱり関西弁の変換な、一括翻訳じゃなくて通常入力で変換されて欲しいんよね。「発生せんし」が「八世戦死」て、確かにその方がストーリーの奥行きはある気はする。するけどな、はあ。もうええわ。学習機能で関西弁習得したらしたで今度は通常の変換がわやくちゃになりよるしな、日本語入力システムは方言圧殺の冠被っとるね。へてから鉞草夫とか、はに丸甘口とか、勃興用主水とかのスプーナリズムやけどこれ何かいい訳語ないやろか。つまりやな、「女郎花」を「をみなえし」と読むんやったら「男郎花」てどう読むねん。そもそもそういう草あるんかい。「おとこえし」あるがな。ところで一寸聞いてくれや。「若い」という言葉から卒業した女に対して「若い女は肌がぴちぴち」て言うたらな、逆襲喰らったぞ。「若い男は精子がぴちぴち」伊達に年食ってないねとはさすがに言えへんかったけどな。ほんでな、折角の二重窓やのに中に結露浮いてるんやったらな、思い切って水密完璧の仕様にして中でメダカでも飼ったらどないや言う話や。いつやったか沖縄で野生グッピー初めて確認とか言う情報あったけどよ、農新最近面白くないわ。囲み記事満載やった頃は読むのが楽しかったのになあ。まったく大人の条件何やろね。「諦めること」至言やね。鶏が先か、卵が先か、諦めた妥協主義者たる大人にあってはヒヨコが先だと言うんやろ?立派やね。大人がするべき競争を、受験に託して子供に競争させておる。大人やね。偉いよね。楽やよね。何故だか鳩の餌が出てこない。嗚呼止められないこのままじゃ。

壊れて逃げる 03/10/08
 あ、さて。どうもへたれなもんでやる気がなくて困っているから没ネタを供養して逃げようかと考えてこの前の没ネタはいつかと見れば十月三日、まだ一週間も経ってへんからさすがに遠慮が先に立ってやね、それではもうひとつの逃道「壊れる」はどうかと見れば十日前で、昨日さぼったところでもあるしこれでよいかと小ネタを繋げて不思議なところへ着地してみる。せやからね、葬儀屋さんが死んでしまってその葬列があるとするわな。そこで一言「宣伝かい?」葬式自体既に宣伝大会やもんな。誰の葬式であっても。香典。弔電。花輪。これが宣伝でなくして何かと。香典はまだええ。弔電・花輪に費やす金はそっくりそのまま香典にすればよいとは思わへんか。思わん奴は宣伝屋。それでは、デザイナーを昔漢字化した際には「図案家」となったことを知っておるかね。図案家。何かの紋章を考える人かね。「デザインする」という動詞が今あって、これを「図案する」とは言わへんことは、昔何か別の表現があったことになるがな。その前にデザイナーというものが職業として認知されてへんかった可能性も一応ある。何よりも、英語喋るなんて簡単なことですがな、通じへんことを別にすれば。つまり「ほんの少し」と「ほんのり」の相関関係について調べたくならへんか?もしも神代文字を認めへんのやったら漢字流入以前の日本とは文字など全くなかった未開部族であったことになるんやけど、それを認めることが出来るんか?大和言葉はあったわけやし、銅鐸やら弥生式土器に刻まれた文字はどう説明するつもりやねん。こういう遣り取りは友達無くすで。「奴の趣味はホラーだとよ」「嫁見りゃ判るさ」でもこの構文魅力的やね。「ホラー」と「嫁」を入れ替えると色々遊べるもんな。ただ色々試してみて一番出来の良かった物が「ホラーと嫁」なんやけど、ここらへんがまだまだ修行不足なわけでな。ヂェンガ?ジェンガ?ヂェンカ?ジェンカ?ほんで氷をぼりぼり喰う奴許せへんのやけど。馬鹿につける薬とはなにか。シアン化カリウムかな。別に横書きの文章には違和感など感じへんよね。理科やら算数、社会系統の教科書で十分慣れとるもんな。でもその横書きの句読点が「、。」やなくて「,.」の時は何か落ち着かない気分になるんよな。この違和感はとても凄いで。日本語ではないような錯覚起こすんよ。それとは別の違和感というのは例えば小説の会話文の中で「徐々に増大し、やがて」このな、「・・・し、・・・」て普段の会話で使う奴おったら出てこんかい。何かを読み上げてるなら別やけどな、説明的過ぎるやろ。アホか言うねん。「・・・して、」になるやろが口語なら。関西弁なら「・・・してな、・・・」になるけどな。「結婚しぃ、浮気しぃ、離婚しぃので・・・」これでも滅多に使わんぞ。会話で説明させる時には口語に直しとけや。こういうのどう?「木に竹を接いだような性格」なんとなく判る気がしませぬか。いませぬか。そういう人身近に。

道化壊れる 03/10/25
 つまり座右の銘・人生の目標とは、「閑雲野鶴」「行雲流水」「煙霞痼疾」のみっつやってんけどな、ここにひとつ追加するわ。「金利生活」嗚呼、素晴らしい夢や。白昼夢とも言うけどな。ところでよ、「ウズラの前にウズラがおってウズラの後ろにウズラがおってウズラの二羽前にウズラがおってウズラの二羽後ろにウズラがおってウズラの前にもウズラが二羽おってウズラの後ろにもウズラが二羽おる」で合計何羽おるねん。だからよ、忌言葉とはな、簡単に言うと「結婚式で切れる別れる」「受験生に落ちる滑る」「禿に抜ける光る」いうことやんけ。縁起とか家族とか期待とかいっぱい担いで商売する人が「する・すり」を避けて「あたりめ」「あたりばち」「あたりっぱ」言うだけのことやんか。不思議そうな顔すんな。そういえば結婚式でよくじゃんけんで勝ったら次々金が増えて最後の最後に新郎新婦に挑戦してお約束で負けて祝儀にするいう儀式あるけどよ、あれで新郎むっちゃ弱くて「実は三回勝負です!」「実は五回勝負です」「実は新婦に勝たねばなりません・・・」「新婦と三回勝負です・・・」「新婦五回勝負です・・・新婦チョキが好きでチョキしか出さないそうです・・・」という阿呆らしいところを見たことあるけどよ、あの司会も辛かったろうね。そんで思い出したのがいつぞや壊れた時のヂェンガジェンガヂェンカジェンカ結局正しいのはどれやねん。こんな下らんこと調べる気力ないわ。あのじゃんけんで勝ったら後ろにずっと繋がっていく奴。よくよく考えたら結婚式のじゃんけん祝儀はこれと構造同じよね。勝ち進んだ奴ほど後ろに生霊というか怨霊というか長くなる。右、右、左、左、前、後、前前こける。あれやっぱり金賭けてやったら凄まじい盛り上がりになるんちゃうやろか。そんなことよりな、生命保険の勧誘されてよ、仕事聞かれてよ、かねてより用意の一言発射しました。「ビルの窓拭きです」窓拭きやったことないけどな、どう反応するか知りたかってん。「あ。それウチではちょっと扱えないですね」砒素扱えるのに窓拭きあかんのかい。見事に撃退したつもりやねんけど、逃げられただけの気もするんよね。生保の撃退術発見したのはええけどよ、あれって職業差別よね。んでな、「るるぶ」て旅行雑誌あるやんか。あれで「るるぶ地名」になってるけどよ、抱えて歩いている人おったから何となく「どこなんかな」てちらと見たわけよ。何となく。「るるぶ南東北」ってこれどないよ。どこやねん思うがな。「南・東北」つまり宮城福島そういう方面やと見当は付くけどな、もう少しこう、旅心唆る地域名ないんか?ああああもういらいらする、抜くに抜けない速度で歩くな前を。邪魔。んでな、例えば落ち着いた店でいい雰囲気作ろうと努力するやんか。そういうう時に限ってうるさい集団が来て雰囲気潰されることよくあるわな。諦めて「店変えようか」いかん。いかんよ。そこで短気を起こしてはいかん。考えてみい。「うるさい」の共通認識で連帯感が深まってるところですがな。勿体無い。うるさくて話が出来へん?愚か者。そこが狙いやんけ。発想を転換させてみい。うるさくて声が聞こえないからこそ、顔を近付けて距離を縮める絶好の機会だということを、はい、学習しましたね。ほんとに静かで落ち着いた店ならば、落ち着いてもうて膠着するもんな。進退窮まって時間切れとかな。まあな、髪も適度に伸びたからオリーブ色のオールバック風味の七三分けにしてオリーブ色のサングラス掛けてパイプ形の禁煙パイポ咥えてたらティッシュ配りチラシ配りクーポン配り客引きぽん引き皆皆皆皆完全に素通りでございます。そんなに危ないか俺。道化やね。仕方がない。夜が明けたら寝かせて貰おう。

壊れますか 03/11/17
 例えば週刊誌、ちりちりの毛丸出しにするのは大変結構やねんけどな、丸出しにする一方記事文中で×××コと伏せるのは如何なる理屈か申し受けたい。字のほうが猥褻なんか?よく人柄を説明する際に「やさしい」とか「つめたい」とか通り一遍の上っ面な言い方は止そうや。その代わりにこう言えばええねん。「ホラー映画で言うと・・・」色々居るわけでな。真っ先に殺される奴。特に見せ場ないまま殺される奴。一人で逃亡して殺される奴。乗り移られて敵になる奴。逃亡して乗り移られて敵になって帰って来る奴。見せ場あるけど犬死な奴。敵の弱点見つけて殺される奴。仲間のふりした敵な奴。最後に自分を犠牲にして格好良く殺される奴。そして生き残る奴。死んだと思ってたら生きてた奴。生き残ったけど実は裏切り者で仕上げとして殺される奴。死んだと思ってたら生きてた敵。あと単純に「敵」と言いたくなる奴もたまに居るな。さあ貴方はどのタイプ?周りの人間はどのタイプ?ちなみに手前は死んだと思ってたら生きてたタイプやな。あ、乗り移られたけど元に戻った奴いうのもあるな。これで人格診断の占いか性格判断みたいな物作れそうな気もするが既にあるやろうから調べるのはやめとこ。それにしても「責任者出て来い!」て5・4のリズムなんよね。俳句のリズムが5・7・5で、この中に5・3・4・5と5・4・3・5に分けられるうち前者が優勢やねんけど、この場合は後者の5・4・3・5例えば「責任者 出て来い!早く! いてまうぞ」とかなるわけよ。その前半5・4のリズムやから見事なんよね。ほんでな、「最小限」と「最少限」どちらが正しいかという話やけど、これは「最大限」に対するから「最小限」が優勢やねん。「最多限」とは言わんしな。そもそも「最少限」には「必要最少限」から考えて「最大」の意味込められてる気もするしな。「小さい」と「少ない」の違いを考慮に入れるとやはりどちらが正しいではなくて使い分ける歴とした理由があると思うねん。これはもう少し寝かせとく。ところでな、小心な奴「あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず」で、大胆な奴「こちらで立てればあちらで立たず、あちらで立てればこちらで立たず」で、絶倫な奴「あちらで立てればこちらでも立ち、こちらで立てればあちらでも立ち」平仮名多いと酔うやろ?そんでな、「結婚したら責任感を持つから一人前になる」それならな、世の中一人前のまともな人間で溢れ返っとる筈やしな、一人前から半人前に戻った奴もようけ居ることになるがな。離婚してやっと一人前説なら納得するんやけどな。実際この言葉は意味ないからな。「結婚したら責任感が」ほんなら結婚した奴全員責任感の塊の素晴らしい人間ばかりなのかね。違うやろが。既婚のおっさんおばばんで責任という言葉知らんような奴がどれだけ居んねん。何。全員が責任感あるのではなくて例外も居るとな。成程。それならば独身者が例外なく全員無責任であるという前提は当然のように崩れるわけだからこの言葉意味ないことに同意しますか。

壊れられない 03/1129
「雨上がりの夜空に」ときたら一面に星が浮いとるんやけどな、「風呂上りの湯船に」やったら別の物が浮いとる。それはそうと「ラジオたんぱ」は「うちは短波だけやあれしまへん。CSもある。BSかてある。もうたんぱたんぱ云われるの飽きましたわ。やよって名前変えさして貰います。一応正式名称は株式会社日経ラジオ社で愛称のラジオたんぱは『ラジオNIKKEI』なりますよってに。ほなどうぞ今後ともよろしゅうに」突然そんな話になったしもうてんけど、「ラジオたんぱ」は既に「短波」の意味を超えた響きが付帯されとるから戸惑いが大きいねん。海外で日本語を求める時に口をついて出てくる「たんぱ」は文字通りの「短波」やなくて「日本語」「故郷」の余韻があるんよな。んでも世は電網時代やからと言うて特別たんぱに拘る必要はないと当人が勝手に決めてもな、「たんぱ」の響きに心擽られる人々がどれほどおる事か。それよりまず「ラジオたんぱ賞」はどうすんねん。あのな、書体な、色々出てきてるけどな、折角パソコンで便利なツールあるんやからバナー作るとかクリップ作るとかじゃなくてオリジナルの書体を何年かかってでも作り上げたんねんとかいう気概はどこかに転がってへんのか?絵を書くより遥かに難しくてやりがいのあるライフワークやと思うんやけどな。手書き風、毛筆かなり崩してあるがきちんと読める風、印鑑字風とか、新しい書体を作るには何千字もデザインせなあかんのやけどまずは平仮名片仮名だけでも作ってみて行けそうなら本気でやればええやんか。漢字よりも曲線的な平仮名が一番難しい云う話もあるけどな。印刷技術がとことん発達してるのにその印刷技術を活かす為の文字は殆ど同じでやな、「どうしてもこの字が使いたい」と思わせる魅力的な書体を誰か取り組めや。今なら競争者は少ないと思うぞ。印鑑風というか、ホラー風の書体、絵ではなく、書体として使いたい場合もあんねん。それからやね、二百ページ以下の本を千円以上で売ったらあかんよ。何でか。千割る百は幾らか。つまりそれは法律違反やねんけど、その本が現在殆ど入手不可能の本であればあるほど海賊が出現し易くなるわけよ。ところで高野山奥の院、あそこに立つと思わず呟くで。「おお腐海の底」何でもええねんけど蝙蝠、「吸血蝙蝠だけが印象強くてかなり嫌われてるけど実は大方の蝙蝠は蚊を餌にしている」と宣う奴は、その蝙蝠が「動物の血を吸った蚊を餌にしている」ことを知らないあたりが笑える話でな。中にはフルーツバットいうて果物喰う蝙蝠も居るけどな、あの蝙蝠は人間が喰うからな。肉はとても良い味らしいで。

漢方壊れる 03/12/08
 飴玉を歯茎と内頬の間に挟んで眠ってしもうた時な、起きてもまだ飴玉は存在しとって、内頬がざらざらになっているのは不思議な感じするよな。ところで貴方全く照れずに素面で正々堂々と恥ずかしげもなく「pocket」のことを「ポッケ」と言える?ほんまに?例えば「アルキメデスとニュートンとアインシュタインの頭を足して四で割ったような奴」てのどうよ。その心は「頭が足りない」とか。接頭辞で「うら」というものがあるわけよ。「うら寂しい」「うら悲しい」とかで、意味は「心から」て感じの。これ色々くっつけてみたらどうなんやろうね。「うら恥ずかしい」「うら恐ろしい」「うら眠い」「うら悔しい」「うら嬉しい」「うら美味しい」「うら羨ましい」「・・・」さすがにこれは最後を読まれてる気がするからあえて書かずにやり過ごそか。「この大地に蹄をかけて・・・」で始まる一文を考えついてんけど、「かけて」の漢字で悩んどる内に文章は抜けてもうた。大地に蹄を「引っ掛ける」意味で、壁をよじ登る時の鉤爪を使う際の雰囲気で大地を疾走する印象に相応しい字は何やろか。「掛ける」「駆ける」「書ける」「掻ける」「描ける」「懸ける」「駈ける」「翔ける」「欠ける」「賭ける」「架ける」「画ける」「斯ける」明らかに違うものがいくつあって、んでも幾つか複合させたい印象の字もあってどないしよかと放っといて少し前に思い出して分厚い字典眺めて山のように並んでおったから解説見て決めようと考えた頃には本文忘れとったな。印象残っとるのに具体的な言葉の連なりがすっぱり抜け落ちてもうてる。ほんで「振っては振ってはずんずん自摸る」傍迷惑な奴め。ちとばかり風邪っ気ありよるけど薬局嫌いやからどないしたか。「漢方薬局」で何やら怪しい粉を調合して貰たわけやけど、思っとったより安かったわ。嫌な咳で噎せ込むのは大変苦しく周りにも迷惑やから養生しとるつもりやけど、「咳がしたくて目が覚める」というのは結構大変な状況やねん。ほんでやね、何故おばさんはパーマをかけるんか。パーマをかけるからおばさんになるんかな?中には「パーマ」でなくて「パー」で十分な奴もおるけどな。なんか聞いたか読んだか忘れてしもうたけどな、ヨーグルトは肌艶によいらしいで。風呂なり風呂上りなりにヨーグルトを顔に伸ばして五分ほど、後は流すだけで乳脂肪が肌をしっとりさせるとな。賞味期限が切れているならば尚よしでその理由は乳酸が強なってるから角質を取り除くピーリング効果もあるらしいとか。何も毎日ヨーグルト買わんでも牛乳温めて魔法瓶にヨーグルトの種と一緒に入れて振り回した後で放ったらかしておれば顔だけなら一週間分余り全身なら三日分ぐらい簡単に出来るわけやから、高い金出して化粧水買うよも、そして鶯の糞よりも遥かに安く手軽で短時間ですよそこの貴女。

鳩も壊れる 04/01/02

 まあな。「帰省中」が誤変換されて「寄生虫」になるとあまりの見事さに唸るしかあれへんな。鳩なんやけど。人に慣れとると言うんか、人を嘗めとる言うんか、とにかく人を恐れない鳩が居ったわけよ。足元うろうろしとってやね、向こうから人が歩いて来よってな、三人で、こっちはベンチに座ったままでよ。人を恐れへん言うてもそれはすぐ逃げることが可能な場合に限られるんよ。その鳩、ベンチと手前の投げ出した足、壁、歩いてくる人に一時的に囲まれてしまいよった。落ち着いてベンチの下に駆け込むとかその場でじっとして通り過ぎるのを待つとかすればええもんを、なんとその鳩、「はうおわ!」と焦った雰囲気で垂直に飛び立ったがな。垂直よ垂直。鳩が垂直に飛び上がるところなんか初めて見たがな。ハチドリのような華麗さなど微塵もあれへん。「ばさ。ばさ。ばさ。ばさ」ひと羽ばたきで約二十センチほど上がっている感じやな。たまたまこちらを向いたままやったから「真上に。真上に」と羽を上下させている瞬間の顔を真正面から見てしもうた。なんか必死の雰囲気が漂っとった。逃道は上しかないと考えてんやろな。やがて「もう駄目」て感じで少し滑空しながら一気に飛んで行きよった。いつもと違う筋肉を使てんやろなあ。しかし魚偏の字多くてどこから攻めてよいのか迷うわ。とりあえず分類から手つけよか。あのな、M式鍵盤というキーボードがあるわけよ。その開発過程で漢字の特性が炙り出されたと。そしてその特性、実は国会速記者の間では秘伝中の秘伝であったとか。とにかく一度ざっと読んだだけやけど、どうしても気になるので近い内にその仕組みを解説出来るほどに体得して紹介できればええねんけど。何が悲しいと言って貴方あれよ。五百円玉旧貨。あのな。煙草を自販機で買おうとしたんよ。でも旧貨やから何遍入れても空しく返ってくるんよ。賽の河原に設置した方がええよな。ほんで理由もなく千円札を崩すことが理由もなく嫌ながらもしゃあなくて千円札ぶち込んだわけよ。「ふははははは。これで満足したんか?あん?」とな。で。お釣りがちゃんちゃりんと出たから取り出して「千円札と五百円玉二枚、落ち着け価値は同じだ」と自己暗示をかけようとしたその瞬間、お釣りの五百円玉が旧貨やねん。「われこん釣りの五ん玉旧貨やないけまてこら使えんとか言うときながら釣りで出すとはちょけた真似しくさるやんけようこら警報鳴るまでどつきまわすぞこの糞絡繰が」受け入れることが出来へん設定可能なんやったら釣りに出せない設定も可能やろうに。せこい真似すなよ。


為念壊れる 04/01/21

 なあ誰か山登りの好きな人、「やまびこを使って一人で輪唱出来るかどうか」を試してみる気あらへん?つまり「ズボン」の漢字探していたら結局「糸偏に夸」やったんよ。袴とは偏が違うものの両方「はかま」と読むんやけど、でも糸偏はズボンらしいで。ところで使い捨てカイロはゴミの分別でどないな扱いしたらええんやろか。燃えるゴミのような気すんねんけどな。あの破れ難い繊維の包み布のような材質はなんとなく燃やすと毒臭の発生しそうな雰囲気が漂っとるんやけど、中の化学反応起こしとる物質も燃やすと変に綺麗な色の炎が立ち上る気して怖いんやけど、少し調べてみると燃やせるゴミやと判ったわ。あれもどうにかして再活できひんもんかね。単価に比して回収再加工の手間は割が合わんことは想像出来るけどな。そんでな、チンダル現象てあるやんか。この訳語探してんねんけど。チンダル現象、あの雲が厚い日に雲の切れ間から日の光が差しとる現象。道を指し示しているとかあの下で誰かが生まれたとか色々都合良く利用されとるわけやけどな、なに現象と当てればええのか。投光現象?透光現象?抜光現象?宿題じゃあ。そろそろ宿題一覧作った方がええかもわからん。その中からネタ拾える可能性もあるしのう。それでコピーアンドペーストは「コピペ」と略されとって、んでカットアンドペーストはどう略せばええねん。迷うまでもないねんけど何故か誰も使わんね。これは漢字に直したらどないなるか。ペーストを「写」にするとええんかな。複写。切写。複写は複写でええけどせっしゃは拙者と接写と摂社があるからあかんなあ。では移写。医者もなんやね。では貼写。転写。転写か。複写と転写か。考える必要がなかったがな。空しい。転写も複写と同じ意味だが別にええやろ。それにしても大切なのは金ではなく人生の目標でな、しかし人生の目標が金でやったらここに迷路の入口が開いとる。まあな。所詮は目糞鼻糞耳の糞、彼方も此方も味噌の糞。彼方は「かなた」ではなく「あなた」と読みますよ為念。為念は「いねん」ではなく「ねんのため」と読みますよ皆の衆。


投遣壊れる 04/02/07

 どうもここんとこ随分投遣なもんで申し訳ないと思いながらトマス・ベビントン・マコーレーの「一般的な格言ほど役に立たないものはない」なる言葉がまだ一般的やないことに少しだけ安堵を覚えつつ、美味い茶の判定法を知ったので紹介しとこ。まず熱っついお湯で急須使うて茶淹れますな。濃ゆい茶出ますな。この茶を再び急須に戻しますな。二番煎じですな。更に濃ゆくなりますな。それを三度急須に戻しますな。出涸らしですな。同じ茶葉に合計三回通しましたな。もう湯呑の底見えませんな。これを飲むねん。仮にやね、よい茶葉やったら味が濃うなっても苦くはならへん。仮にやね、悪い茶やったら苦うてとても飲めたもんやないと。すなわちこれが判別法やと。美味いお茶飲んでみたいなあ。オマージュ・パロディ・パスティーシュの違いを解りやすくするとどうなるんやろか。捧化・転化・模化なんてどないですか。ややこしいか。ところで風邪のツボは背中の上の方、首の付根にぽこんと飛び出た骨の出っ張りがありよるな。この直ぐ下の窪みにある「大椎」というツボを温湿布で効く。一晩で寒気は飛ぶ筈よ。あと喉の下鎖骨と鎖骨の間の「天突」も効くで。これは吃逆も止まるツボで以前学習したわな。ツボ療法やってる人が的確にツボを見つけ出すことに疑問なんて持ったあかんで。ツボはやね、脈と関連があるんよな。せやからツボ探しとるのは実を言うと脈を探しとるんでな、脈を見つけたらそこがツボやねんな。ツボなんて当然個人差があるよってにどこの骨から指何本下というのは単なる目安でな、その辺り探って脈を探しとるんよな。鍼の人は一点読みが必要やからな、素人が少し真似したところでどうにもならへんもんでな。ところでデニム地の小銭入れが売られとるの見てやね、手前は流麗に取り出せる小銭入れを使っているので全く興味がなくて、しかし一応どんなものかと手に取って眺めてみたんよ。ほんだらな、生意気にも赤いタグが付いとった。生意気にもな。で、棚に戻そか思た時何か物凄い違和感に襲われたんよ。何やろこれは。いつもこの感覚で何かを発見してきた。今回は何や。このタグか。じっくり見てみた。タグにはこう書いとった。「DENIM」しかもこれが縦書きやった。その瞬間色々な思いが渦を巻いてくらくらしてた。「なるほどEDWINはアナグラムも複合し」「いくら何でもDENIMこれを縦にするのは無」「一画で一縫いを刺繍とは呼びたく」「ちらと見ただけでは判ら」「このタグはない方が遥かに売れ」「また見てはいけないものを」「でにむてあんた」


何となく壊れる 04/03/12

 しかしめんつゆの瓶てあれ蓋開ける時油断してたら突然「ぼん」とか言うて軽く爆発しよりますな。炭酸飲料なら爆発するにしても心構えありますけどな、めんつゆで「ぼん」言われたら一瞬焦りますな。めんつゆの癖に。めんつゆの癖に。「伯父伯母」「叔父叔母」「小父小母」の違いをはっきり知らんかったがこの度「伯は親の兄姉」「叔は親の弟妹」「小は他人」と知って以降徹底するつもりだが、よく考えてみるとこの使い分けで悩んだことあれへんな。多分「おっさんおばはん」で済ませているからなんやろう。ところで「パン」の漢字が「みぇんぼん」やったら正直なところ全く通じへんから嫌々片仮名で「パン」と書いてんねんけど、ついに「パン」の漢字を見っけた。和漢三才図会ん中に「蒸餅」として饅頭の餡子抜きを蘭人一個を一食とするらしいとかあるからこれは間違いなくパンでな、従って「麺麭」は却下される。一方で旧日本陸軍では麺麭で「めんぽー」と呼称しとったらしいけどな、現在では日本軍は存在せえへんらしいて噂やから「麺麭」はさりげなく素通りさせとく。軽空母欲しいとか言うてる集団が軍隊やなくて、一方どっかの国で「我々は正規の軍隊である」と言い張っても「貴様等ただのゲリラ崩れだろ」と認知してもらえへん集団もおったりするわけでな、気の持ちようなり身形は関係なくて結局他人からどう見えるかが全てなわけよ悲しいことに。しかし蒸餅ではどうも「餅」の印象が強過ぎる気もするからこれは少し弄って、それよりパンは蒸すか?蒸パンはまた別としてやね、焼いて生成するんやったら、の前にあれは餅やないよな。もしかして「焼いて膨らむから餅」いうことやったんかな。もうええわ。パンの漢字はなくてええ。ところで小学生の昔、阿弥陀籤て必ず全て違うところに辿り着くのは何故かがとても不思議やった。どうしても納得出来へんでな、何度やっても全部違うところに到着することがどうしても納得出来へんくてな、「中にはいくつか同じ所に行ける筈だ」と考えたりとか。実は今も理論的な納得はしてへんねんけど、ただ経験則て゛「どういうわけか全部違う所に辿り着くようだ」と諦め気味の受動態でございます。とはいえ数学的な話をされても理解及ばぬ所であるからして、阿弥陀籤が書かれた紙は手前にとって呪術の御札と同じですわ。


壊れかけて 04/03/26

 まあその、「いちにいさんしい・・・」と数える時には、ええ年こいてると普通に数えるんやけど、特別な理由もなく突然餓鬼時分の「いーちにーいさんまのしっぽのゴリラのむすこのなっぱのはっぱのくさったとうふ」とか数えたら「何それ」と大いに笑われてもうた。これもしかして地方限定やったんか。へてからやね、「他人の褌で相撲を取る」てな言葉あるけどやね、相撲は「まわし」で取るのよね。まわしと褌を混合してよいなら「土俵の彼等のあれは皆ふんどし」と言えるわけでな。実際あれを褌と言おうものなら何が飛んでくるか判らんし。昔褌で相撲を取っていた頃の言葉なんか、単に素人の草相撲が前提なんか、どうなんやろね。「他人の褌で」いうのは今の解釈やったら「別人の土俵に上がってる」のような雰囲気があるんやけど、言葉通りやったら他人の褌を締めることになってまうわけで、あまり気分のよくないわな。褌やなくて相撲はやはりまわしを使いながらも「まわしがないから借りるぞ」とかいう情景やったらそれでもええけど、その場合は「人の褌」が間違ってくる。ところでアルミはキロあたり80円とか。一円玉はアルミではなくて何か別の素材でも混ぜとるんやろか。一枚1gつまりキロ1000枚、千枚八十円とは馬鹿馬鹿しい話やで。アルミ缶拾いするより銀行で一円玉に両替してアルミ屋に叩き売るとどうなんねやろとか考えたこともあるねんけど無意味やな。脱税の良い方法はあれへんかいないう話なって「拾ったふりして警察に届けて落とし主は当然現れないから半年後は丸儲け」と結論してんけど、考えるまでもなく所得税はしっかり取られるから無意味でよな。億単位の申告不可能な収入があった場合に限って一回だけ使える荒技やな。これ組織的にやったら洗濯も可能やけど、警察かて馬鹿やないから明らかな脱税目的やったら税務署に連絡するか或いは落とし主を仕立て上げて掠め取りよる可能性もあるもんな。「お礼の一割を拾い主に」元は自分で落とした金やのに一割しか手に入らずに、しかもその一割に所得税掛かるとこれはもう馬鹿の極地やな。保険金目的の自殺が合法なるニュースはこの先少しばかり盛り上がりそうな話やけど。保険会社は約款の改正作業に入るかどうかで大騒ぎしとるやろうけど、これ海外資本の保険会社ではどないなるんやろか。


中華壊れる 04/06/28

 古い五百円玉は使われへんでとシールを貼っとる煙草の自動販売機で「何を偉そうにシールの癖に」と毒づきながら新五百円玉硬貨あったから勝ち誇った気分で投入すると戻ってきよって、意味も判らず繰り返し投ずると繰り返し戻ってきよって、やっと「釣り銭切れランプ」が赤く点灯している事に気い付いてまたしても敗北感に襲われてた。ところでな、「羊が一匹羊が二匹」と数えたりすると何かよいことがあるという伝説を聞くねんけど、そもそも羊は「匹」ではなくて「頭」で数えるべきやと思わへんか?「羊が行っとお羊が似とお」そして神戸。さらに中華。ワンタンてありますな。ワンタンメンとかのワンタンですな。あれを漢字で書くと「雲呑」ですな。しかし「饂飩」とも書きますな。この字見覚えありますな。うどんやがな。そうか。日本の「うどん」を漢字にすると本場では「ワンタン」と読むんか。ほんでは「Udong」に漢字を当てるなら何とするか。そういうことは中国育ちの方に任るわ。まだ一度も銀のCABIN出えへんのですけど。それにしてもレタスがキク科の植物であったことは小さな衝撃やった。きょうび餃子の皮なら何処でも売っとりますな。これは中身を自分で作れという話が前提になっとる。昔アメリカにてレンジだけで完成するメインからスープまでの即席食品を売り出したが大して売れず、人々は何だかんだ言っても多少の切ったり茹でたりという作業を経た方が安心するのであまりに簡便になり過ないようなひと手間ふた手間かかる即席食品が結局一番売れているという話があって、確かに仕事の成果が目に見えて確認出来る家事というのは精神的な充足を得るに相応しい手段よな。んなこと考えながらまたマニアックな農新を纏め読みしていたら愛知の瑞逢社とかいう小麦粉系を得意とする食品会社が「餃子の具」なる製品を売り出したことが載っとる。それなら最初から餃子の形で売ったらええがなと思うのは当然の事やけど、しかし調べてみると具とは「乾燥野菜・粉末調味料」だけで「ひき肉を混ぜるだけで簡単に本格餃子が」という宣伝文句がつぼに来た。それよ。簡単過ぎてはあかん、難しすぎてもあかん、面倒と言い切る程ではなくて、手間が少し掛かるけど失敗の可能性が低うて、そしてそれは何かを作ったという満足感をちくちく刺激する絶妙の位置にある。沢庵餃子なんて目やないね。


暑さに壊れる 04/08/06

 暑い時には熱い茶を飲めば体が勝手に調整機能働かせて結果的に涼しくなるとかいう伝説あるけどな、糞暑い時に熱い茶なんて持つ気にもならんわ。火も熱くて避けたいから沸かす気さえも起こらんわ。大体やな、それで涼しくなるんやったらな、凍えるように寒い時にはちべたいもん飲んだらぽかぽか温かくなる理屈やがな。誰が言うとんねんそんなこと。あほか。かいた汗の気化で熱奪われて涼しくなった気になるだけの錯覚やんけ。ええ加減にさらせよ。ほんでな、ひところ山姥の特殊化粧を施した馬鹿居ったよな。汚い日焼けに目の周りと唇を白くして灰色の髪の毛でよ。先日すれ違うた時に思てん。お前は写真のネガか。ネガ見たら普通の顔見えるんとちゃうやろか。でも目の周りが白いからな、ネガでは目の大きさが狂っとるんやろな。あのな、柱とか壁とかに釘打つやろ。釘抜くやろ。穴残るやろ。その穴に爪楊枝詰めるの好きやった。余った部分削ってな、磨いて色塗るねんけど遠くから見たらぶつぶつの模様になんねん。最初は穴埋める知恵いうてじいちゃんに教わったのに子供て阿呆やから爪楊枝を詰めたいが為に必要もない穴あけてよ、詰め込んでへし折って削って磨いて塗るのが可笑しくてな。釘穴だらけの柱あったらやってみ。かなり楽しいぞ。ダーツで穴だらけになった板壁とかにも有効よ。思うねんけどな、金魚掬い大会はあってもええと思うよ。どこかの国では禁止されるとかの噂やけどな。でもな、金魚掬い大会でな、水槽と呼ぶのか何と呼ぶのかあの青くて水を張った入れ物、あの中にな、通称餌金がうぞうぞ居って、たまに出目金居ってとかそういうのか金魚掬いの姿やろ。仮に百歩譲るとしてやね、メダカ入れることは許さんでもない。でもな、金魚掬いでな、絶対許したくない線というものがあるんよ。この前見た金魚掬い大会でな、金魚に混じって泥鰌居るがな。泥鰌て君。何や何や思うたから足止めて眺めてたんよ。やってる人も気になんねやろな。挑戦しよった。でもな、泥鰌て水中を泳いだり水面にぼんやり浮かんだりしてへんねん。底の壁際にじっとしてるだけやねん。新品の紙でな、角度二時から狙いにいって次の瞬間無茶苦茶な速さで逃げよった。ゴキブリより早いであれ。狙った人ポイを水中に突っ込んだまま唖然としてたがな。笊でも難しいのに破れやすい紙で掬えるわけないやろ。ところでな、例えば君が男であるとして、透明人間になったらまず何処行きたいと思うよ。女湯よな。どんなに混乱したところで少なくとも十日以内には最低一度行ってみるやろ。それが透明人間でなくて幽霊になってもまず女湯やんか。つまり女湯という女湯は計算上全て心霊スポットになるわけよ。そんな話は聞かんから幽霊は居らん。以上証明終わり。


だれて壊れる 04/10/05

 明太子の中身を擦り出して残った皮を焼海苔みたいにぱりぱりに炙った奴が美味過ぎて火傷するわけだがね、お米のブランドとして「うまかっぺ」は挑戦的に過ぎるようだ。ところで酷寒の冬には吐く息が白なりますな。熱を帯びた人体から排出される気体が蒸気として目視可能であるならば、「屁」も当然のように蒸気として目視可能であるべき理屈やがな。そういえば、暗号界では公開鍵暗号が実用化されて以降大きな動きがないのは今のところ実用に耐え得るとして利用されていることを示して居るがね、こう、古典的な暗号として乱数表を使うやり方があるね。あれは数字がほぼ世界共通故に危険が大きい。ではその数字を読み取るのが難しければよい。しかし数字ならば大抵は読めるもので、何しろ十種類しかないから比較して見分けるのも容易となりますな。そこで登場するのが手書き風の「乱仮名表」とか。平仮名よりも片仮名の方がよいね。「シ」と「ツ」など形によっては迷う場合もあるが日本人として入筆点と離筆点から正しく割り出せるわけでな。一字一字手書きとして日本語片仮名を知らない人ならば確実に判断を迷いつつ日本人ならば難なく読める程度の雑な文字で乱片仮名表を作成する。それで作成された文章は片仮名が並んでいて意味が通るようであり通らないようであり、忠実に打ち間違えた電報の如き文章となる。まったく呆れるほどに澱んだこの素晴らしき世界、大抵な不運や猪なんかは軽やかな足捌きで躱しておいて、噂では八十五通りもあるネクタイの結び方を極めようとしてみないかね?




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